半地下室とシアタールームのある混構造|東京都/杉並区

物件名:新築工事(H様邸)
所在地:東京都杉並区
構造:混構造(木造軸組、一部鉄筋コンクリート造)
断熱:グラスウール充填断熱+断熱塗装
規模:半地下室+地上2階建
延床:105.01m2(31.8坪)
構造設計:竹越建築事務所 / 竹越太郎
意匠設計:豊田空間デザイン室 / 豊田悟
株式会社工房 / 石川恵理子
施工:株式会社工房 / 新庄貴男

人の連鎖が信頼を生み成功を導く

築年数が30年ほど経過したご自宅を建替えようとしたH様。お仕事仲間で元キッチン・プランナーのYさんに相談しました。
Yさんはオリジナルキッチンのお仕事で様々な建築家さんとの繋がりがあり、H様の人柄をよく知っていました。
Yさんは、H様と波長が合いそうな京都にいる建築家、豊田空間デザイン室の豊田 悟先生を紹介しました。
Hさんは豊田先生に会いに京都まで足を運び、先生の人となりを見て、「私の家を任せるのはこの人だ」とすぐに直感したそうです。
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工務店を即決したお客様にしっかり応えたい

設計をスタートした数カ月後、キープランもまとまりつつある2015年秋、工房の営業の携帯電話に豊田先生から1本のお電話が入り、その数日後、豊田先生と一緒にH様の家を訪ねました。
はじめてのご面談の場で、実は、株式会社 工房は北海道出身の会社で、冬寒くて夏暑い東京の住まいは何かがおかしい、
と考えて建築の事業を立ち上げたいきさつを申し上げました。
デザイン以外に大事な家の断熱や、品質を大切にして建築に取り組む工房の姿勢に対し、H様は「豊田先生がおすすめする工房さんなら、工房さんに決めます」なんと、その場で建築先を即決されたのでした。
まだ初対面で御見積も提出していない段階で驚きましたがH様曰く、「私は建築のプロではありません。私にできることは、信頼できそうな人に計画を任せることです。」
工房を信じていただけるということは、私たちも期待にしっかり応えたいという強い責務が自然と芽生えてきます。
こうしてお施主様×建築家×工務店の信頼関係による家づくりがスタートしましたhiguchi-02

困難を極めた詳細設計と施工

京都に住む建築家の豊田先生をサポートするため、工房も設計者を補佐役にあてがい、詳細設計を一緒に進めていきました。
法規や敷地条件の制約をはじめ、半地下室とガレージのある地下部の上に木造の2階建をのせる計画概要です。
細部の検討が進むにつれ、整合性がとれない問題部分も多々見えてきました。
この問題を構造やデザインだけで解消するのではなく、
断熱性やメンテナンス面を主眼において解決する方法を模索する日々が続きます。
コンパクトな間取り、上下階のバランス、実際の住み心地を想定し、ようやく計画案がまとまりました。

1回4時間×月2回のお打合せ

家づくりは着工してからも打合せが沢山続きました。
小さなことでも細かな確認を積み重ねることで、最後まで行き違いなく完工させるため、H様とは月2回の現場打合せをし、近所の仮住まい先ではいつも奥様が手料理でおもてなしをしてくれました。皆で食事をしながら会話も盛り上がったところで、細かな確認事項の打合せ。途中、コーヒーブレイクが入り、毎回4時間ほどの打合せを重ねていきました。
こうして、変更や追加のご要望も予定工期内に竣工させることができました。

WIN-WINの関係

待ちに待ったH様のお引越しの日。工房も担当者も立ち合いました。
インターネットや電話、照明のタイマー設定など、細かなチューニングをしていきます。
この日、家具や家電製品の搬入が進むうち、私たちもH様の生活の新しい姿を間近で体感でき、今後の仕事にさらに役立たせる発見もありました。引っ越しは無事に完了。
新しい生活がはじまるH様ご夫婦の安心したお顔を見て、ようやく私たちも1棟を手掛けきった達成感が湧いてきました。
こうして建築家の豊田 悟先生と工房との2棟目のコラボレーションは、お客様も豊田先生も工房も「WIN-WIN-WIN」の関係で全うすることができました。
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