板橋区の賃貸併用住宅・老朽化した木造を建替えて丈夫なRC構造へ

ご夫婦ふたり、愛猫と一緒にのんびり暮したい。

老朽化した木造のご自宅を建て替えて、賃貸併用住宅をお建てになりました。お子さんはもうみんな独立されていて、ご夫婦ふたり、愛猫と一緒にのんびり暮したいということでした。ただ、老朽木造で床が傾くなどの経験をされたことで、より堅牢な建物を望まれました。

とにかく堅牢な建物を

普通、賃貸併用というと利回り優先で、コストパフォーマンスを追求されるものですが、このお客様は、それよりもとにかく堅牢な建物を、というご要望でした。RC壁式構造の採用で、実用上最も安全な建物になりました。

温熱環境のよい家

次世代省エネルギー基準の断熱材に、熱交換型換気扇の採用、外部仕上げに「ガイナ」という遮熱塗料を使いました。RCの高気密と相まって、たいへん温熱環境のよい家でもあります。

着実で賢い賃貸併用の家

しかもオール電化。太陽光発電(屋上に太陽光パネル)と建物の性能のおかげで、光熱費は殆どかかりません。雨水をタンクに貯めて、庭の植木の水やりに使います。一見、派手さはありませんが、退職後の人生設計の手本ともいうべき、着実で賢い賃貸併用の家なのです。ワンルームが3戸、1LDKが1戸の賃貸部分もすぐに埋まり、そういう意味でもホッとしています。

所在地:東京都板橋区
竣工:2010年2月
用途・規模・構造:共同住宅・鉄筋コンクリート造・地上3階建
断熱:内断熱/発泡ウレタン吹付け
敷地面積、建築面積:敷地面積 229.83㎡、建築面積 114.11㎡
延床面積、各階面積:延床面積 279.53㎡
設計:株式会社工房 一級建築士事務所

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