板橋区|3階建て外断熱工法住宅

外断熱工法の効果を、徹底的に追求。奥様のアイデアも満載の家

住宅性能をよく勉強されたお客様外断熱協会のホームページで当社のことを知って、モデルハウスにお見えになったお客様で、住宅の性能についてとにかくよく勉強されていました。

外断熱というのはいまや普通のことになっていますが、実はバルコニーなどの壁面から外へ出っ張った部分は、それ自体が熱を通す大きな「熱橋」として結露の原因になったりと、せっかくの外断熱も効果が半減してしまうのです。それでもやはり、たいていの人は住宅の最低要件としてバルコニーはほしいといわれるわけです。

バルコニーのない家

が、このお客様は違いました。たいへん珍しい例といえますが、そういうことならというので、バルコニーのない家を希望されたのです。
そのかわり、屋上はすべてルーフバルコニーにと、われわれの話をよくご理解いただいて、鉄筋コンクリート造外断熱という工法の効果を徹底的に追求する家づくりをされたわけです。

外断熱の効果を心置きなく追求

さらに、ヒートポンプ温水パネルによる躯体輻射熱利用の床暖房、必要最小限の窓とブラインドインサッシの採用、また、陽の当たる面には外づけのブラインドを採用して太陽光をコントロールしながら外断熱の効果を上げたりと、設計側としても外断熱の効果を心置きなく追求させていただきました。

回遊できる機能性

間取りでは、奥様のお考えを全面的に取り入れ、極力扉を減らしました。
家族それぞれの居場所がゆるやかにつながる空間とし、すべての場所へ回遊できる機能性を追求しました。

所在地:東京都板橋区
竣工:2009年8月
用途・規模・構造:専用住宅・鉄筋コンクリート造・地上3階 +PH1階
断熱:外断熱/エコサーム湿式張り
敷地面積、建築面積:敷地面積 131.43㎡、建築面積 67.07㎡
延床面積、各階面積:延床面積 199.67㎡
設計:株式会社工房 一級建築士事務所


本物件は最高の家をつくるアイデアとヒントで紹介されました

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