都会の中のポケットに建築中のRC外断熱工法住宅 SEK1811現場見学

物件名 SEK1811
場所 東京都文京区
構造 RC外断熱
規模 地上3階
工房のOB客でたてもの好きのミスターNです。よろしくお願いします。
2018年6月上旬、文京区の現場「SEK1811」を訪問しました。

地下鉄の駅から明るい地上に出ると頭上には首都高。都会のど真ん中です。
しかし少し奥に入ると静かな住宅街、さらに路地を入ると今回の現場がありました。
十数階建ての大型マンションが間近に迫る場所ですが都会のポケットのように周囲は2階建ての木造住宅が密集する普通の住宅街です。
建物はRC(鉄筋コンクリート)工法の外断熱構造。訪問した段階では外断熱の施工も終わり外装の施工を待つばかり。
内装工事は昨日ユニットバス工事が終わり室内工事が進行中でした。

 

 


階段は躯体の強度補強も兼ねるRC造の階段。
型枠大工がサポート棒の上に底板を正確に張り、鉄筋工が鉄筋を配置し、また型枠大工が稲妻型に側板と踏面、蹴込板を張る作業を一段一段繰り返しサポートで締め付ける。
コンクリート打ち込みの日、オーダー通りの最適な強度・粘度に調整されたコンクリートがミキサー車で届く。ミキサー車から圧送車に送られたコンクリートを型枠へ流し込みバイブレーターで気泡を除去、現場総出で型の外から振動を与えて均一に流し込まれるようにたたく。そんな芸術品のような階段ができていました。
画像のように3階の窓からの明かりが階段を回り込むように2階を照らしていました。
コンクリートでできた階段は大地を歩くようにどっしり構えていて歩き心地がいいんですよね。


2階では間仕切り壁の工事中でした。
軽量鉄骨で組んだ間柱材に、木工大工さんが壁を作っていました。
床の赤い線は床材のレイアウト指示だそうです。どんなお部屋になるのか楽しみです。
7月下旬には引き渡しの予定だそうです。
あと2か月弱、事故の無いようによろしくお願いします。

 


ミスターNとは・・・

当社のOBのお客様です。当社の建築ブログの更新が滞っていることに心配され現場訪問を買って出ていただきました。ミスターNさまありがとうございます。
ミスターNより:いえいえ、いろいろな現場を回る機会をいただき楽しませていただきます。これからもよろしくお願いします。

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