ベタ基礎完成、アンカーボルトの色違いについて 戸田市の新規注文住宅プロジェクト【2022年竣工予定】

プロジェクト名 戸田プロジェクト
場所  埼玉県戸田市
構造  在来工法
規模  地上2階
用途  居住用住宅
竣工予定 2022年

工房建築事業部OB客で建物好きのミスターNです。よろしくお願いします。埼玉県戸田市の注文住宅プロジェクト2022年2月、4回目の訪問です。
完成したベタ基礎です。建物の周囲に余裕のある広い土地だという事が良く分かります。奥にあるシュロ(棕櫚)の木が見えます。現在、庭木としてはあまり植えない樹木ですが、昭和の高度経済成長期にシュロの植樹が多かった時期があり、私(ミスターN)はシュロを見ると古くからお住まいのご家族なんだなと思ったりします。
ベタ基礎、手前の部分は立ち上がりが無いのでアプローチとその奥に玄関という事が見て取れます。アプローチ右手が事務所スペースのため、玄関入って右手に立ち上がりが切れている箇所が事務所への出入り口になると思われます。基礎の「立ち上がり」から見える鋼鉄のボルトですが、アンカーボルト(基礎ボルト)の種類(色)が違うことが分かります。
青色は文化シャッターグループ BXカネシン社のホールダウン金物の代わりに使用する高耐力45.9kNまでの引抜き耐力に対応の「高耐力柱脚金物45」を据えるための専用アンカーボルト。
黒色も同じように鋼鉄製柱脚を支えるためのアンカーボルトとのことでした。
いつ大地震に襲われるか分からない首都圏。大地震時に基礎と建物を強固に一体化させることで、建物の強度を強める大切な部材です。次回、どのような金物が据えられ建て方が始まっているか楽しみです。勉強になりました。

竣工までまだまだですが安全第一でよろしくお願いします。

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