床暖房施工中戸田市の新規注文住宅プロジェクト【2022年竣工予定】

プロジェクト名　戸田プロジェクト
場所　　埼玉県戸田市
構造　　在来工法
規模　　地上２階
用途　　居住用住宅
竣工予定　2022年

埼玉県戸田市の注文住宅プロジェクト2022年７月、９回目の訪問です。床暖房やベルパーチシステムによる窯業系タイルの外壁施工など内外装工事が一段と進んでいました。

外壁施工がほぼ終わりましたので白いメッシュシートの中の建物の存在感が感じられるようになりました。

施工の終了した窯業系タイルの外壁。陰影があり高級感を感じさせる外壁になったと思います。

玄関周りで外壁が未施工の場所がありました。先月も報告しましたが黒い部分はタイルを施工するためのベースサイディングでリクシルの「ベルパーチシステム」というものです。下地となるベースサイディングの桟にタイルを引っ掛けて施工します。

ベルパーチシステムの下地となるベースサイディングに寄ってみるとタイルが桟に引っ掛かって接着されています。引っ掛かけることで脱落を物理的に防いでいる訳です。

１階リビングダイニングには温水床暖房が施行されていました。あまり普及はしていませんが冷水を流し「床冷房」が可能な装置もあるらしいです。

最近のサッシの錠は進化していました。錠自体がサッシに組み込まれ普段は錠が隠れています。リクシルの「框内蔵クレセント」のようです。多少操作に慣れが必要そうですが、防犯にも見た目にも優れた設備だと思いました。ちなみにサッシの鍵を「クレセント」と呼びますが、これは三日月（三日月形）のcrescentから来ており、よくあるサッシの鍵の形状から「クレセント」という名称になったようです。ロマンチックな命名ですね。

２階のベランダ周りの外壁はモルタルで仕上げていました。この画像は直角の角にコーナー定木というコーナー部材を見た画像です。これは出隅コーナーのモルタル仕上げに使用すると角がきれいに取れてをシャープに美しく仕上げるための部材です。またモルタルの剥離や亀裂を防ぎ、出隅コーナー両面を一時に仕上げるので大幅に作業を短縮できるもの。コーナー定木の左にモルタルの定着を良くするメッシュシートが顔を出しているのが見えます。

真夏の作業は大変な負担ですので冷たい飲料を保管するためにマキタの冷蔵庫が使われていました。現場はもちろんですがアウトドアキャンプやバーベキューでも活躍しそうなアイテムです。本体カラーがいわゆるマキタのグリーンではなくブルーと言う点もいいなと思いました。ミスターNも欲しくなりましたが虫嫌いの妻娘なのでキャンプには行ったことがありませんので憧れだけに留めておきます！