切り妻屋根のデザイナーズハウス その10【2021年冬竣工予定】最終回

物件名 三鷹台プロジェクト
場所  東京都三鷹市
構造  在来工法
規模  地上2階
竣工予定 2021年冬

工房建築事業部のOB客で建築好きのミスターNです。よろしくお願いします。
三鷹台駅近く玉川上水沿いのデザイナーズ新築住宅の現場見学へ2月中旬の訪問です。今回で最後のレポートとなりました。

三鷹台プロジェクト エントランスです。玄関左手の外壁施工が進んでいませんが、スチール製の外壁に決まり搬入待ちとのこと。どのような仕上げなのか見ておきたかったですね。

エントランスの床タイルはまさに仕上げ工事中。職人さんが作業中でした。

玄関から入るとシューズクローゼット、そして階段。シューズクローゼットが浮いて見える設計。底面には間接照明が仕込まれています。階段はスチール製でしっかり、どっしりした踏み心地がしました。

昼間の調理中の視点のつもりで撮影。窓の外は玉川上水のグリーンです。永久に変わらないはずの借景を活かしたデザインを感じられます。この日は2月のため木々の緑はありませんが四季を感じる風景になるはずです。

2階のベランダに設置されていた外部電源(コンセント)と蛇口。シンプルモダンなスタイルの蛇口(横水栓)は「ramo ラモ」という製品名の蛇口です。RAMO(ラモ)はイタリア語で「枝」を意味だそうです。いいチョイスですね。コンセントはパナソニックのスマートデザインシリーズの屋外用防水コンセントです。

1階駐車場の浸透式排水。細かいところまでおしゃれなのがデザイナーズハウスたる所以でしょうか。

最後はタイル工事をしている職人さんの電動工具紹介。ホースが伸びているので分かりやすいですがマキタ製の業務用クリーナー(集じん機)。タイルをカットした時に出る切粉を集塵するために使用します。そのため外装は切粉でコナコナの状態ですね。

玉川上水側からの外観です。ガラスの外観が特徴的なおしゃれと住み心地が両立した建築ではないかと思います。
思い返せば最初のレポートはほぼ1年前の2020年2月、コロナの影響が出始めた頃で、その時は竣工を7月で予定していたようで資材の搬入遅れなどで工期が半年以上伸びてしまいましたが、粘り強く施工を続けた現場監督様、お疲れ様でした。もちろん工期の遅れを許容していただいた施工主様が一番大変だったと思います。

これで三鷹台のレポートは終了になります。ありがとうございました。

 

Follow me!