切り妻屋根のデザイナーズハウス その7【2020年冬竣工予定】

物件名 三鷹台プロジェクト
場所  東京都三鷹市
構造  在来工法
規模  地上2階
竣工予定 2020年冬

工房のOB客でたてもの好きのミスターNです。よろしくお願いします。
三鷹台駅近く玉川上水沿いのデザイナーズ新築住宅の現場見学へ11月下旬、1カ月ぶりの訪問です。

玉川上水側の2階部分に大きなガラスが入りました。室内側からは玉川上水の借景を楽しめ、外部からはガラスの反射で室内を見えにくくする効果が。やはり建築デザイナーが作る家は一味違うとつくづく感じました。

この日は室内のリシン吹付け塗装中でしたので入室は控えるようにと現場監督の指示でしたので玄関から1階エントランス、廊下、階段部分を撮影。

手前にある塗料缶の表記から外壁塗料大手「キクスイ」製の「弾性リシン細目」。色調番号は「ニトコ19-30A」と言う暗い灰色。調べてみると「黒橡(くろ-つるばみ)色」と言い橡(つるばみ)は櫟(クヌギ)の古名。万葉集1311番「橡の衣は人皆事なしと言ひし時より着欲しく思ほゆ」にも出てくる日本の伝統色です。

外構も進行していました。隣家との境に目隠しを兼ねたバスコートの基礎をRCで建築中。どのような仕掛けになるのでしょうか。楽しみです。

最後に玄関側の外観。2階窓の張り紙は現場監督が貼った設計図や工程表など。普通に作ると窓ガラスは腰上やハイサイドにはりそうですが床から天井までの大胆な大きな1枚ガラス窓、左右に換気、通風のための縦すべり出し窓がある「ウインドキャッチ連窓」タイプ。これもデザイナーズハウスならではの設計だと感じました。

竣工予定まであと少し、安全第一でよろしくお願いします。

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