3階の型枠工事進行中 目白通りに面した5階建てマンション建築プロジェクト現場見学5

物件名 目白台プロジェクト
場所 東京都文京区
用途 集合住宅(マンション10戸)
構造 RC工法
規模 地上5階

川口の建築工務店「工房」のOB客でたてもの好きのミスターNです。よろしくお願いします。

2019年1月中旬、安全パトロール中に撮影した目白通り沿いに建築中のマンション「目白台プロジェクト」4回目の訪問です。
銀杏の木もすっかり葉が抜け落ち、冬らしい日差しがまぶしい日でした。

前回から4週間が経過、3階の型枠工事が始まっていました。

3階に上がりました。型枠の中に血管のように走るオレンジ色のパイプは合成樹脂でできた「CD管(可とう電線管)」と言うコンクリート埋め込み(埋設)専用の「管」です。「可とう性」とは柔軟性のある性質のこと。対義語は「剛性」だそうです。
コンクリート埋め込み専用のため建築資材では珍しい燃える性質のある素材で見分けやすいために全メーカー共通でオレンジ色になっいるそうです。
型枠の段階でコンセントや空調の位置が設計側から決められており、正確な位置で埋め込む器具を設置するのが大変そうです。

2階に続く謎の穴。これは上階の資材(外した型枠や再利用できる部材や工具類)を下階へ下すための穴で、利用しなくなったらきちんと埋め戻すそうです。鉄筋コンクリート工法ならではの工夫ですね。

現場に置いてあった道具です。何でしょうかか。これは鉄筋と鉄筋を針金(結束線)で締め付けるときに使用する道具で「ハッカー」と言うものです。

ピカピカに使いこまれているのでいろいろな現場で活躍して来たのでしょうか。大事な道具、置きっ放しはいけないですな。

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