気密コンセントカバーをしっかりと施工 戸田市の新規注文住宅プロジェクト【2022年竣工予定】

プロジェクト名 戸田プロジェクト
場所  埼玉県戸田市
構造  在来工法
規模  地上2階
用途  居住用住宅
竣工予定 2022年

埼玉県戸田市の注文住宅プロジェクト2022年5月、7回目の訪問です。内装工事が一段と進んでいました。

外観からは進行具合はあまり見えてきません。取材の日もいい天気でした。

玄関ドアが設置されていました。リクシル製両開きです。エントランスも余裕のある広さを備えていますので雨の日の出入りも余裕だと思います。

玄関を入ると正面が階段室。北側のガラス窓からの採光がふんだんに降り注ぎますので昼間は照明の要らない明るい空間になりそうです。
少しづつ進む内装工事。コンセントボックスには気密カバー(気密コンセントカバー)が施工されていました。気密カバーは漏気カバーと言う場合もありますが、壁の裏側は施工が終わると隠れてしまう場所ですが室内に何か所も設置されるコンセントやスイッチからの湿気を含む外気は何もしないと意外なほど室内に入ってきます。そのため気密カバーはスイッチやコンセントの隙間からの外気の行き来を防ぎ室内の気密性能を高め壁内結露を防ぐための大切な部材です。

玄関内にはフローリング材が搬入されていました。白い箱はIOC社製のフローリング材ですね。どのようなフローリングになるのか楽しみです。

1階に搬入されていた旭ファイバーグラスのグラスウール断熱材「アクリア」。製品名を見ると「アクリア アルファ36Kタイプ」のようなので、北海道(1・2地域:寒冷地)で壁・床に要求される熱抵抗値(R値) 3.3㎡・K/W をクリアする性能を持つH28年省エネルギー基準に対応可能な断熱材でした。手前の赤いグラスウールはパラマウント硝子工業の「太陽SUN」です。

1階の天井を見上げてました。接合部にはホールダウン金物など接合金物が各所に使われ、接合金物の見本市みたいになっていました。これだけの接合金物を配置するための細やかな設計、構造計算は、いつか来るであろう大震災への備えだと思いますが大地震が来ても被害の出にくい家を作りたいという意向を感じ取ることができました。

竣工まではまだ先ですが安全第一でよろしくお願いします。

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