セルフレベリング打設 東上野のマンション建築現場4【2019年6月】

物件名 東上野プロジェクト
場所  東京都台東区
構造  鉄筋コンクリート造
用途  集合住宅(9戸)
規模  地上5階

工房のOB客でたてもの好きのミスターNです。よろしくお願いします。

2019年6月20日、東上野のマンション建築現場、4回目の見学です。10戸5階建ての中層マンションで工房の得意としているRC鉄筋コンクリート構造の集合住宅です。

この日はコンクリートの壁面等の素地調整のための左官工事を中心に工事が進んでいました。

左官工事屋さんの道具類。綺麗に手入れされている「コテ(鏝)」。
ちなみ「コテ(鏝)」の生産シェアは兵庫県播磨地方の三木市で生産される「播州三木打刃物(ばんしゅうみきうちはもの)」が生産の90%以上とされています。

上階のフロアには牛乳を撒いたような白い液体が付着していました。これは明日から始まるフロアの「セルフレベリング打設」用のプライマー(下地)塗装、つまり下塗り用接着剤の役割を果たしているとのことでした。

「セルフレベリング打設」はセルフレベリング剤という「自己流動性」がある「とろみのあるセメント系材料」を用いた床下地を作る工法です。材料を流し込むだけで自然と水平となるそうです。これもスピーディーな施工で工期が短縮されることを目的とした工法ですね。

バスルームと御手洗いが軽天(LGS/PB)工事の途中でした。LGS材の柱にべニアが施工されています。トイレに座って右手にあたるので、ここにペーパーホルダーやリモコンが施工するための補強だそうです。

竣工はまだ先ですが、安全第一でよろしくお願いします。
オレンジ色の柔らか素材は保護クッションになります。

安全第一でよろしくお願いします!!

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