東上野のマンション建築現場見学その3【2019年4月】

物件名:東上野プロジェクト
場所 :東京都台東区
構造 :鉄筋コンクリート造
用途 :集合住宅(9戸)
規模 :地上5階

工房のOB客でたてもの好きのミスターNです。よろしくお願いします。
2019年4月25日、11月からスタートした東上野のマンション建築現場、3回目の見学です。9戸5階建ての中層マンションで工房の得意としているRC鉄筋コンクリート構造の集合住宅です。

4階の打設が終わり5階の型枠工事が始まるタイミング。5階の打設、屋上の打設とあと2回の打設でコンクリートは打ち終わります。
今週末から10連休のゴールデンウィークが始まりますので、連休前のラストスパート?というところかと思いましたが、この日の午前中は職人さんがおらず、午後からの作業だそうです。


4階のスラブ、配筋は終了していました。綺麗な配筋ですね。


道路を挟んだ向かい側にはオフィスビルが迫ります。窓が小さかったり機械搬入らしき鉄製ドアや階段がありますのでビルの北側を見ているのでは無いかと推測できますので、建築中マンションの道路側の部屋は南方向向きと思われます。


現場で見つけた謎のボーリングのピンのようなプラスチック部材とモルタルで塞がれた穴。さてこれは何でしょうか。現場でボーリングでもする訳でもなく・・・

これはスラブ打設中、下の階とのスラブにボトルで穴を残し、打設後、通り芯を上階へ通すための穴の跡と穴を空けるための道具です。ボトルは建設工事パーツの大手、広島県の丸井産業の製品で「プラボイド」と言うそうです。


スラブに開けられた「墨ポインター(墨穴)」。打設時にボトルを穴にはめ込むそうです。

ちなみに打設中は「プラボイド」が浮かないように水を入れて重くするのだそうです。なるほどー。

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