RC外断熱工法住宅、築10年の大規模改修

所在地  東京都練馬区
構造   鉄筋コンクリート造(RC)
断熱   テラコ外断熱工法
規模   2階建/225.29m2
設計   株式会社工房一級建築士事務所
施工   株式会社工房

工房のOB客でたてもの好きのミスターNです。よろしくお願いします。

2020年1月30日、東京都練馬区で約10年前にRC外断熱工法で設計と建築を賜りましたOBお客様宅の大規模改修現場見学です。

西武線の某駅からバスに揺られ10分。周囲に緑の多い練馬区内のお客様宅に到着しました。この日も晴天です。

 

 

 

 

 

 


今回は外壁の補修を中心とした改修工事、約2か月の工程とのことで、あと1週間程度で完了と言う段階での訪問です。

今日は最終工程のベランダ天井、軒天に石膏ボードを張る作業をされていました。少し見えているLGS(軽量鉄骨下地または軽天)は施工時のもの、外壁補修で一度解体したため再度張り直しています。

 

 

 

 

 

今回の補修の目玉は屋上のウッドデッキ化。広々とした屋上に綺麗なイタウバ材のウッドデッキ。イタウバは耐久性に優れ、屋外のウッドデッキによく使われる木材。非常にきれいな出来ですね。これから経年変化でグレイッシュに変化していくのも自然木を使ったウッドデッキの楽しみです。

右に見えている照明や換気口、コンセントはすべて新調されたとのこと。照明はコイズミ製でした。

 

 

 

ウッドデッキを壁まで巡らせたため、塀や腰壁の上部に施す防水保護材の笠木(かさぎ)の厚みが足りなくなったため笠木も新調だそうで、部材待ちの状態のようです。

笠木の施工が終われば足場をばらして施工完了とのことでした。

最後まで安全第一でよろしくお願いします。

 

 

 

 

現場に置いてあったのはアルセコ外断熱システムで使用する壁用塗料材「Alsicolor Sc」。ドイツ製です。施工時のテラコ外断熱工法の外壁仕上げからアルセコ外断熱システムでの外壁仕上げ(塗装)へ変更しています。

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