工務店×設計事務所=工房
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木造3階建て住宅・約18坪の狭小地・川口市

埼玉/川口市
構造 : 木造2×4工法(一部2×6) 3階建て
延床 : 94.91㎡
設計 : (株)工房一級建築士事務所 / 設計 石川恵理子
施工 : (株)工房 / 監督 新庄 貴男
竣工 : 2013年7月

太陽の光をうまく取り込んだ狭小地の2×4工法

  • 太陽の光をうまく取り込んだ狭小地の2×4工法
  • 「平面の広さ」でなく「空間の豊かさ」を
  • リビングの天井は5m。上下の空間を緩やかにつなげる
  • 鉄骨階段のよいところとは
  • キッチン 思いきったアクセント色でより個性的な空間に
  • 2階のワーキングスペース
  • 川口市 木造2×4工法
  • 天井高5mの吹き抜け空間
  • お手洗いの壁紙はうぐいす色
  • 収納が豊富な洗面所
2×4工法を選定した理由
17.5坪の敷地に前面道路の幅が2m。手ごわい条件の木造の計画です。建て方の重機が入らない敷地で軸組工法で計画すればコストも上がるため、狭小地で施工性のよい2×4の手組みによる計画としました。
住宅密集地でしたが南西方面へ視界が開けており、この方向からの太陽の光をうまく取り込むことが計画を成功に導く最初のハードルでした。夢をカタチにする打合せがはじまりました。
太陽の光をうまく取り込んだ狭小地の2×4工法
「平面の広さ」でなく「空間の豊かさ」を
「平面の広さ」でなく「空間の豊かさ」を
お打合せではたいてい「LDKが○○帖、洋室は○帖」と、各階の平面構成で「広さが足りる、足りない」と考えがち。ところが、狭小地では広さを求めるにも限界があり、広い敷地のように各階の広さを追求することはできません。
そんな難題を解消するためには、間取りを「平面」だけで判断せずに、「立体構成」によって<縦にのびた空間の気持ちよさ>を検討します。建物形状を地形(じがた)に極力合わせて建築面積を稼ぐ一方、内部には大きな吹き抜けを設けて、豊かな空間創りを試みるのです。
リビングの天井は5m。上下の空間を緩やかにつなげる
リビングが7帖では、普通は狭く感じます。でも、そのリビングの上がそのまま吹き抜けになって、天井の高さが5mあったらどうでしょうか?
普通の天井高は2.4mで、リビングには掃き出し窓が1つあるのが一般的です。ところが、リビングの上が大きな吹き抜けになっていますと、掃き出し窓の上に、もう一つ大きな高窓を設置できます。その高窓から、陽射しが燦燦と差し込んでくると、明るく、開放感のある気持ちよいリビングになるのです。
リビングの天井は5m。上下の空間を緩やかにつなげる
鉄骨階段のよいところとは
鉄骨階段のよいところとは
私たちは東京23区や住宅密集地で施工することが多いため、階段をオリジナルで製作することもしばしば。鉄骨の製作階段の良いところは、意のままにデザインでき、間取りの長所を失わずに自然な昇降を計画できること。蹴込みをなくせば、空間の圧迫感もなくなります。
今回はリビング階段にして、吹き抜け脇の3階の寝室から、朝の陽射しが落ちるリビングへ下りていくのが気持ちよい階段を意図してみました。毎朝、幸せな気持ちになって欲しいという私たちの願いです。
思いきったアクセント色でより個性的な空間に
壁紙をそつなくホワイト色でまとめてしまいますと、どの部屋に居ても似た感覚の毎日に。ですので、思いきってアクセントをつければ、空間は一気に個性的なものになります。
せっかくの注文住宅。家はお客様の個性をカタチにしたものにしたい。私たちは「壁紙は大胆な色を選ぶくらいが、後で満足します」とアドバイス。お客様と現場でサンプルを手に「ああでもない、こうでもない、う~ん」と一緒に悩むのは、私たちも楽しいひとときです。ちょっとした色使いの工夫で空間も実に楽しくなります。
キッチン 思いきったアクセント色でより個性的な空間に

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